■山行記録
北アルプス 針ノ木岳(2,821m) ・ 蓮華岳 (2,799m)
雨具を着て6時20分に登山を開始した。登り始めは急な登りだが30分ほどで緩やかな登山道となる。
下山は登るとき気が付かなかったミヤマウスユキソウやコバイケイソウ、タニウツギなど見ながら50分で針ノ木小屋に下山した。
雪渓上部まで1時間で下る。この頃には多くの登山者が登ってくる。雪渓下りは慎重に下り1時間程で雪渓取付まで無事下山した。
雪渓を振り返る 13:45
雪渓を下る 12:45
ミヤマキンバイ
最初は急な登り
雨の中、蓮華岳山頂まで1時間15分で登る。この時期はコマクサが見事に咲いていた。山頂にいると、40代と思われる男性が単独行でテント泊しながら富山県の栂海新道から朝日岳に登り、白馬岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ケ岳、爺ケ岳、針ノ木岳と登り蓮華岳に来たと話していた。これから七倉岳に登り裏銀座縦走ルートで槍ケ岳に登り上高地に下山すると話してお先にと下って行った。すごい登山者がいる者だと感心した。針ノ木小屋まで50分で下山し小休止して針ノ木岳を目指した。
北アルプス展望の山針ノ木岳とコマクサの咲く蓮華岳に登ってきた。天候を心配しながら伊勢崎を6時に出発し登山口の扇沢に9:35分到着した。
ガスの中扇沢駅から針ノ木岳登山口で登山計画書を提出して10:10分に出発した。樹林帯の登山道を登り関電メンテナンス用の道路を横切りながら進む。
【1日目】
針ノ木小屋から1時間5分で登った。あいにく山頂からの展望は無し、晴れていれば目の前に岩峰のスバリ岳、眼下に黒部湖が見えるのに残念でした。
イワカガミとチングルマ
針ノ木峠が見えてきた
水場が過ぎ雪渓を渡るとザレたジグザグの急な登りが始まる。
針ノ木岳が見える
夏道を登る
針ノ木岳
小降りだがあいにく雨の中の登りとなる。針ノ木小屋の右手から登るとテン場がありさらに少し登ると急な登りも終わり岩が露出した登山道となる。チングルマやハクサンシャクナゲ、ミヤマキンバイなどが咲いていた。
針ノ木岳山頂 10:05
山頂は少し先?
コバイケイソウ
ミヤマウスユキソウ
ウサギギク
山頂にて 7:40
チングルマ
高山植物のヤマハハコ、ミヤマダイコンソウ、チングルマ、コマクサ、ミヤマシオガマなどの花が咲いていた。
ヤマハハコ
【2日目】
1.山 行 日 : 2022年7月22日(金)・23日(土)
2.歩行 時間 : 1日目:4時間35分 2日目:8時間5分
3.同 行 者 : 5名
蓮華岳への登山道
針ノ木小屋
朝起きると残念だが雨が降っていた。朝食を済ませ、まずは蓮華岳に登る。
針ノ木峠直下の最後はキツイ登りを30分ほど登ると針ノ木峠に着いた。峠に着くとガスが晴れ槍ヶ岳はガスの中だが北アルプスの山並みが展望できた。
雪渓上部からは夏道の登山道を登る。雪渓登りよりキツイ登りとなる。針ノ木岳が見えてきた。
大沢小屋を後にハシゴを登り沢沿いの登山道に出るとオオバキボウシ、ニッコウキスゲなどが咲いていた。
ミヤマシオガマとタカネツメクサ
雪渓出会いから45分で大沢小屋に到着した。ここで美味しいコーヒーで休憩し登山口の扇沢に戻った。雪渓を下るころから晴れてきて、今日登る登山者は恵まれましたね。山の天候に合わせ登るのは難しいが今日は2座登り無事下山できた。
大沢小屋 14:30
左の針ノ木雪渓が見えた
山頂が見えてきた
コマクサ
今日は針ノ木峠まで、明日蓮華岳・針ノ木岳に登り下山する予定だ。天気予報では今日は曇り一時雨だったが雨は降らず雪渓ではガスが湧いていたが時々ガスが晴れ爺ケ岳が展望できた。
ヘリポートにある広場から晴れていれば針ノ木雪渓と針ノ木岳が見えるはずですが今日はガスの中でした。登山口から1時間15分で大沢小屋に着いた。ここで軽く昼食にした。
針ノ木峠到着 15:30
ジグザグの急登
稜線に新越山荘が見える
振り向けば爺ケ岳がガスが晴れ見えた。左の縦走路の鞍部には新越山荘を見ることが出来た。
大沢小屋から45分で雪渓取付に着いた。ここでアイゼンを履き雪渓を登る。針ノ木雪渓は狭く急な登りとなる。1時間10分ほどで雪渓上部に出て、アイゼンを外す。
雪渓上部 14:05
雪渓取付 12:55
ニッコウキスゲ
ハシゴを登る
針ノ木岳登山口
大沢小屋
ヘリポートにある登山口
裏銀座の山並み
蓮華岳
爺ケ岳